大阪城内展示物の紹介
大阪城天守閣。
日本一立派な城と云っていいだろう。
さっそく、天守閣に登ってみよう。
今は展示室となる四階が工事中とのことで、600円が500円となっていた。
この天守閣に登るのはもう何年前になるか、30年近くになると思うが、入ってみると殆どイメージは残っていた。
入場して、天守入口までの階段を上ると、抜け穴があるという「金明井戸」(江戸時代に作られたもので、抜け穴は無かったが)の前を通ったところで、天守を見上げてみるとこんなように見える。
後で、お孫ちゃんに見せようと、子供用のパンフをもらっておいた。
天守の入口のすぐ手前には号砲が置いてあった。
これは江戸時代に入り、大阪天保山に置かれていたものを、明治維新になってここに移されたという。
明治3年から、時刻を知らせる号砲(ドン)として、使われた。
これは、対象の終わりまで続けられ、「お城のドン、お昼のドン」などと呼ばれ親しまれたようだ。
大阪城の伝説と迷信が載っていた。
豊臣秀吉の像の画が飾ってあった。
大阪冬・夏それぞれの陣の配置図が書かれていた。
冬は籠城、夏は冬の陣の後、総堀が埋められたこともあり、豊臣軍が捨て身の戦法として南方に向けた戦陣を張ったのがよくわかる。
夏の陣の時、真田幸村は家康本陣に切り込み、家康は騎馬で遁走したと伝えられている。
このような戦い(関ヶ原だったと思うが)の模型が屏風絵を背景に同じ配置で置かれていた。
天守閣に登り街を眺めると、このように見る。
しゃちほこが新しいことが、印象的だった。
築城の模様を三次元動画で説明していた。
秀吉の生涯、日吉丸時代からの説明が載っていた。
大阪城の構築時には各大名に構築箇所の区割りが行われており、色々な地域から石が運ばれてきた。その区割りの刻印が押されていた石の箇所が表示されている。
大阪城の謎の説明が載っていた。
大阪夏の陣後、大阪城が作り直されているが、その前後の違いが線引きされていた。
調査発掘された天守台の石垣の公開説明がされている。
兜・陣羽織の試着体験ができる。
築城に運ばれてきた石の故郷が図示され、ルートも表示されている。
大阪城の石垣は巨石が多く使われている。これは、巨石の一覧表。
大阪城にちなんだお土産と、
売店。
お城の体験や謎解きのツアーなど子供用のパンフレット。
お城は楽しい。
意外と過去のことが入手できない。
これは戦略上の問題だといわれてしまえばそれまでだが、謎解きが進んでくると面白くなってくる。
この項 <完>
by mo-taku3 | 2012-03-25 01:20 | 歴史散歩 | Comments(2)