2012祇園祭③巡行
いよいよ祇園祭巡行の始まりである。
祇園祭の先頭は信号機の撤去が行われる。
信号機の撤去はこのように、横に回してしまいこまれる。
恒例の籤改め。
以前は早く並んだ順に巡行していたが、早く並ぶために小競り合いがあり、またその当時は道も狭く危険なため、この籤方式となった。
長刀鉾から巡幸がスタート。
日向と日陰の暑さが違う。約5kmの道のりのため、本当に大変だ。今日は36℃もあり、尚更。
お稚児さん(生き神様)は長刀鉾以外は人形を使っている。
このお稚児さんの最大の儀式は、籤改めがが終わり、その先の麩屋町で行われる、しめ縄を切り落とすことである。このしめ縄を切り落とすことにより、神域との結界を解くと云われている。
お囃子も熱を帯びている。行きと帰りではお囃子が異なる。河原町四条が境界となる。
辻回しの現場の一つ(市役所前)では今か今かとという状態。天気も良く暑いが本当に気持ちがいい。
長刀鉾の辻回しは順調に行われた。
2番目の大きな鉾である、函谷鉾がやってきた。
これも辻回しが始まった。
今回はこの辻回しを主眼に撮るつもりが、見事に成就できて満足している。
辻回しにはこの竹が必要。車輪の下にこの竹を敷き、横に引いて、3回くらいで90度曲げとなる。
各山鉾にはこのような子供が元気よく参加していた。
暫く山が続く。特にご覧いただきたいのは、前後掛、胴掛の模様。
それぞれ特徴がある。
四条傘鉾は鉾としての大きさではなく、踊り鉾だ。
子供たちは踊りの恰好で元気よく歩いていた。
蟷螂山。上にカマキリが乗っており、これがコミカルに動かしている。
京都テレビ(KBS)が恒例の実況放送中
鶏鉾が近づいてきた。
鉾の辻回しの待ち時間は山に採っては暑さの中で待たなければならない。
もう一つの傘鉾(綾傘鉾)が進んできた。
鬼の面を被った綾傘鉾の踊り隊が進んでいく。
巡行は辻回しがある関係上、途中で止まることが多いが、その時はこの踊り隊が舞う。
鉾は、直進しかできなく、ブレーキもない。そのためこの人たちは直進の是正とブレーキコントロールが大事
鶏鉾の雄姿が青空に見事に映えていた。
船鉾の雄姿も姿を現した。やはり見事な雄姿である。
この後もまだまだ山鉾が続いてくるが、BLGはこの辺で閉めたい。
尚、24日には、花笠巡行、還幸祭がおこなわれる。
このように31日ぎりぎりまでイベントは続くことになる。
この項 <完>
by mo-taku3 | 2012-07-18 20:54 | (祭特集)祇園祭他 | Comments(2)