天空の城 「竹田城」
縄張りが虎が臥せているように見えることから、別名虎臥城(とらふすじょう、こがじょう)と呼ばれている。
また城下から遥か高く見上げる山の頂に位置し、しばしば円山川の川霧により霞むことから、天空の城の異名をもち日本のマチュピチュ?とも呼ばれる。
雲海に浮かび上がる古城の累々たる石垣群の威容をもって、国の史跡に指定されている。
東に立雲峡を望む標高353.7メートルの古城山(虎臥山)の山頂に築かれ、縄張りは、南北約400メートル、東西約100メートル。
天守台をほぼ中央に配置し、本丸、二の丸、三の丸、南二の丸が連郭式に配され、北千畳部と南千畳を双翼とし、天守台北西部に花屋敷と称する一郭がある。
廃城から約400年を経ているが、石垣がほぼそのままの状態で残っており、現存する山城として日本屈指の規模となっている。
竹田城跡は、嘉吉年間(1441-43年)に但馬の守護大名・山名宗全が基礎を築いたとされ、太田垣氏が5代にわたって城主となったが、織田信長の命による秀吉の但馬征伐で天正8年(1580年)に落城した。
最後の城主・赤松広秀が豪壮な石積みの城郭を整備したと言われている。
竹田城跡周辺では秋から冬にかけてのよく晴れた早朝に朝霧が発生し(雲海)、これが但馬地方の風物詩となっています。
雲海に包まれた竹田城跡は、まさに天空に浮かぶ城を思わせ、この幻想的な風景を一目見ようとたくさんの人々が訪れる。
私もツアーで訪れた一人であるが、雲海が見れるのは夜明けのほんの一瞬ということで、この風景を撮ろうと徹夜で頑張っている人も沢山いるらしい。
ちなみに、今年は未だ雲海は出ていないらしい。
お城の登り口には、マイクロバスやタクシーの専用の駐車場がある。
いよいよ、天空の城を目指して、登山を開始。
路は舗装されていて、運動靴でなくてもよい。
ここから、約40分で緩やかなスロープをゆっくり登っていく。
15分位行くと、上の方に石垣が見えてくる。楽しみになってくる。
大手門への登り口には、史蹟「竹田城」という石柱が発っており、その横に大きな説明板があった。
地形的にこんもりとした山城のため、下界はなかなかいい眺めである。
いよいよ石垣をぬって山城に入る。
戦国時代に強化されたお城ということもあり、複雑な入り組んだ地形・からくりの配置になっている。
大手門である。
今では取り壊されたままになっているが、ここには頑丈な堅固な門があったろうことが推測される。
大手門を上りきると、広大な土地に大きな城壁が築かれていることが不思議に思う。
通常時は守りを残して、ここから見える里にて過ごしていたという。
この会談は上に行くほど段差が大きく、攻め込んできた重たい鎧を着た兵士たちがここを一気に上りきれず、躊躇しているところを、上から長槍で撞くようになっていたとのこと。
暫くすばらしい【武田城址】を見てください。
お城ばかり気にしていたが、周囲の山を見ると丁度いい紅葉となっていた。
以上竹田城址でしたが、説明不足の所はこれをご覧ください。
以上ですが、実を云うと、当日は風邪を引いていて、この山登りはメチャクチャしんどかった。
おかげで80歳過ぎのお婆ちゃんにもおいていかれる始末。なさけない。
ということで、来年再チャレンジをしたいと思っている。
この項 <完>
by mo-taku3 | 2012-11-16 23:26 | (城郭)全国のお城 | Comments(2)
また、上るのに40分と書きましたが、これは竹田駅からでした。
途中の駐車場からは15分とあります。
しかし、どう考えても15分は無理でした。