人気ブログランキング |

【革堂(行願寺)】(西国19番札所)

【革堂(行願寺)】(西国19番札所)


革堂は、京都御所の東南、寺町通丸太町を少し南へ入った東側にある。皮聖(かわのひじり)行円(ぎょうえん)上人ゆかりの寺で、正しくは行願寺(ぎょうがんじ)という天台宗の寺院。観音霊場の札所(西国三十三か寺の十九番札所)で、いつも境内には巡礼の姿をみる。
行円は布教のとき寒さ暑さを問わず常にシカ革の衣を着ていたことから、人々が革聖(かわのひじり)とか皮上人と呼んだことから一条北辺堂(現在は中京区)を革堂と呼んだのが通称革堂の由来。

革堂は上京の町衆の信仰を集め、室町時代には町衆の連帯の町堂となった。下京の六角堂(頂法寺)に対して上京町衆の集結の場。これらの二つの町堂では、町の合議機関としての意思決定会議も開かれている。兵乱や一揆、天災などの有事の際には鐘を鳴らして町中へ有事を知らせたという。
天正18年(1590)、秀吉の都市整理によって寺町荒神口(上京区)へ寺地を移し、次いで宝永5年(1815)に現在の地(中京区)に移った。現在の本堂は、文化12年(1815)に建てられたもので、本尊に行円上人が造ったといわれる千手観音菩薩を安置している。この境内に「都七福神」の一つになっている寿老人神堂をはじめ、愛染堂、鎮宅霊符神堂、加茂明神塔(五輪石塔)がある。また、宝物館には子供を背負った若い女性が浮かび出る幽霊絵馬がある。その幽霊絵馬の伝説がある。

訪れた日は、屋根の葺き替えの修理中であった。
革堂の本堂。、本尊に行円上人が造ったといわれる千手観音菩薩を安置している。

e0237645_0522259.jpg

e0237645_0523281.jpg


加茂大明神と書かれた珍しい加茂明神塔(五輪石塔)があった。

e0237645_053718.jpg


この仏塔が胎内仏像が彫られていた。

e0237645_0581838.jpg


他に、愛染堂、鎮宅霊符神堂などがある。

e0237645_058396.jpg


いかにも福を呼びそうな「都七福神」の一つになっている寿老人(神堂)が鎮座していた。

e0237645_0585370.jpg


七福神の石像が並んで置いてあった。

e0237645_059629.jpg





この項 <完>

by mo-taku3 | 2013-02-23 00:52 | (巡礼)西国三十三ヵ所 | Comments(2)

Commented by toshi at 2013-02-26 08:12 x
関西では 三十三か所巡りが今も盛んなようですね 六角堂の御朱印所など何時も参拝者が行列しています
革聖というのは 殺生戒を犯す本来の修行に真っ向から歯向かうようで 興味が湧きます
Commented by mo-taku3 at 2013-03-01 15:25
ここは京都市内にあってもなぜか寂れています。
多分坊さんが遊興に使ったつけがあって、改修に向けることができなかったのではないかと、気になります。(考えすぎ?)
逆に清貧の姿勢だったのかもしれません。もうちょっとメンテナンスに力を入れていただけると、場所的にも恵まれているのでいいと思いますが。