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下鴨神社大炊殿(おおいどの)特別公開②

下鴨神社大炊殿(おおいどの)特別公開②


ここでご紹介するのは、下鴨神社大炊殿の御料屋(ごりょうや)(重文)。

ここは、神饌の準備や盛り付けを行う社殿である。
平安時代、下鴨神社には賀茂斎院の制が設けられており、本殿から鴨川までが宮域となっていた。
斎王は、810年の嵯峨天皇第8皇女・有智子(うちこ)内親王から、1212年の第35代・礼子(いやこ)内親王まで、約400年間続いていた。
斎王は、通常伊勢神宮に在するが、賀茂祭などでこられ、滞在する御座所として使われている。
しかし、その後の応仁・文明の乱(1467-1477)で焼失している。
現在、大炊殿、御井、葵の庭(カリンの庭)など、一部が再興され、また、薬草のカリン、ヌルデ、クチナシ、ヤマウコギ、ニシキギなども植えられている。

唐門(重文)、江戸時代、1628年建立、唐破風屋根、欄間に葡萄の紋様があり、葡萄門ともいわれる。門をくぐる人をお祓いする意味がある。古くは、エビカズラ(野生の葡萄)といい、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)が黄泉国から逃げ帰った時、追いかけてきた鬼に、髪飾りを投げつけるとエビカズラの実に変わったという。

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大炊殿(おおいどの、大炊所)(重文)は、神饌のための御料を煮炊き、調理するところ。
土間には竈、中の間の台所では、材や用具を洗う。奥の間では盛り付け、神前へのお供えする順に並べる配膳棚がある。
かつて、大炊殿では、ご飯、餅、ぶと、まがり(お菓子)などの穀物類が調理された。
ほかに酒殿、魚貝類鳥類を調理する贄殿(にえどの)があったが、応仁・文明の乱(1467-1477)により、1470年に焼失した。
現在、大炊殿のみが再興されている。
以下数々の展示品をご覧いただきたい。

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この項 <完>

by mo-taku3 | 2013-06-30 10:40 | (歴史)京都史 | Comments(2)

Commented by toshi at 2013-07-23 08:13 x
古民具と祭礼用神具が混在しているのでしょうか 説明文が無いと用途も名前も判らぬものが多くなってしまいましたね 
Commented by mo-taku3 at 2013-07-24 01:49
数が多くて、こんなものがあるという程度に写しました。
ここに載せてない写真はまだ50枚ぐらいあります。