役行者(えんのぎょうじゃ)『小角(おづね)』が闊歩した【葛城山】
大和葛城山(やまとかつらぎさん)は、奈良県御所市と大阪府南河内郡千早赤阪村との境に位置する山。標高959.2m。近鉄沿線の観光地として和泉葛城山があるが、こことは別物で、大和の方が有名である。
金剛生駒紀泉国定公園内にあり、北の二上山、南の金剛山とともに連峰をなしている金剛山地の山の一つ。山の形状がなだらかであるため、この付近を葛城高原と呼んでいる。
なお「葛城山」の名称はかつては金剛山を含む葛城山脈の総称として用いられていた。
現在の葛城山(大和葛城山)は古くは大和では戒那山(かいな-)・天神山・鴨山、河内では篠峰(しのがみね)と称した。
修験道(しゅげんどう)の役行者(えんのぎょうじゃ)が修行した葛城山は、南隣の金剛山を指している。
葛城山は花崗(かこう)岩からなり、山頂一帯は草原で眺望に恵まれ、ツツジとススキが美しい金剛生駒紀泉(いこまきせん)国定公園内一の景勝地である。
奈良県御所(ごせ)市側から山上までロープウェーが通じ、山上にはロッジがある。
ロープウェイに乗り、上昇していくにつれ緑から紅葉に代わる色の変化がよくわかり、また鮮やかでもある。
この項 <完>
by mo-taku3 | 2013-11-09 09:43 | Comments(2)
「古都行きたい病」がムクムクと湧き上がって来ました