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西国(28番)札所【成相寺(なりあいじ;宮津市)】20140419

西国(28番)札所【成相寺(なりあいじ;宮津市)】20140419


成相寺は、京都府宮津市天橋立の近くにある寺院です。
西国三十三所第28番札所で、本尊は聖観世音菩薩像です。
真言宗単立寺院で、境内から日本三景のひとつ天橋立が一望できる。

寺伝によると、704年(慶雲元年)真応上人の開基で文武天皇の勅願寺となったという。しかし、中世以前の寺史ははっきりわかってはいない。

現在のお寺は天橋立を一望する成相山(569m)の山腹にあるが、創建時は山のさらに上方に位置し、修験の道場となっていたらしい。(実際、山頂への途中路に五重塔跡の標識があった。)
現在地に移ったのは1400年(応永7年)の山崩れ以降とのことである。

山門である。
車で行くと三門に行くのは大変である。本堂の近くの駐車場に車を止めた後、本堂は近くにあるが、山門に行くには400・500m位坂道を下らなければならない。
でもなかなか立派である。

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山門に降りていく途中に五重塔がある。前が広場になっておりこのように立派な塔だ。

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途中にはシャクナゲが咲きはじめていた。

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正面に本堂が見える。

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少し前後するが、五重塔と本堂の間に「撞かずの鐘」の鐘楼がある。
謂れはお読みください。

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ということだそうです。

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話は戻って、本堂でお参りし朱印帳を記帳していただきました。

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本堂内には、左甚五郎作「眞向の龍」があった。

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「鉄湯船」なるものがある。
本堂の前、西南側に鉄製の円筒形の水槽が置かれている。
かつては成相寺の湯屋で湯船として使用されていたものといわれている。湯船というより、かかり湯をするために用いられたものと考えられているようである。
後には、薬湯を沸かし、怪我や病気の人を治療するためにも用いられたという。
この「鉄湯船」は鋳物師山河貞清によって鎌倉時代、正応3年(1290年)に作られたもので、重要文化財に指定されている。

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山吹がきれいに咲いていた。

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この項 <完>

by mo-taku3 | 2014-04-19 11:58 | (巡礼)西国三十三ヵ所 | Comments(2)

Commented by toshi at 2014-04-23 07:14 x
滋賀周辺の観音信仰は比叡山天台宗の勢力下で盛んになったと読んだことが有ります 観音霊場に加えられたことで今日まで この寺の隆盛が保たれているような気がします 五重塔が素敵ですね 屋根の反り具合からも未だ建てられて間もないように見えます この時代に五重塔を立て直すなど そう簡単には出来ないはずです
Commented by mo-taku3 at 2014-04-23 16:06
このお寺の中世の歴史は不明とされています。元々高野山真言宗だったそうであるが、2007年(平成19年)に独立し、真言宗単立寺院となったそうです。
どうして大きな投資が可能なのかよくわかりません。
深くは分かりませんが、その前後頃から伽藍など本格的に整備が進んだことと、何か関係あるのではないかと感じます。
五重の塔は、1998年(平成10年)に完成した新しい塔だが、鎌倉時代の建築様式を再現した木造塔とのことです。
また、この五重塔がもっと高い位置にあったのを山門の近くに持ってきたのも効果的だったのではと思いますね。