西国(第7番)札所『岡寺(龍蓋寺)』(奈良県明日香村)20140927
岡寺(おかでら)は、奈良県高市郡明日香村にある真言宗豊山派の寺院。
東光山真珠院龍蓋寺といういい、本尊は如意輪観音である。
史料によれば、天武天皇の皇子で27歳で早世した草壁皇子の住んだ岡宮の跡に義淵僧正が創建したとされている。史料上の初見は、天平12年(740年)7月の写経所啓(正倉院文書)である。
寺の西に隣接する治田神社(はるたじんじゃ)境内からは奈良時代前期にさかのぼる古瓦が発掘されており、創建当時の岡寺は現在の治田神社の位置にあったものではないかといわれている。
現在は真言宗豊山派の寺院だが、義淵僧正が法相宗の祖とされていたため、江戸時代までは興福寺の末寺であったようだ。また、江戸時代以降は長谷寺の末寺となっている。
仁王門(重要文化財に指定されている)。
仁王門の横には「日本最初厄除観音」の石碑が建っている。
入山すると直ぐに手水舎があり、本堂がある境内は高台にある。
本堂 は 文化2年(1805年)建立されている。
日本最初といわれる、「塑造如意輪観音坐像」が安置されている。
丁度読経をあげられているところだった。
三重塔 - 昭和61年(1986年)再建とのこと。
仁王門から本堂に上がる坂のところには、樹齢500年以上の皐月が大事に育てられている。
白い彼岸花?が咲いていた。
この項 <完>
by mo-taku3 | 2015-05-23 15:56 | 西国三十三ヵ所 | Comments(1)
明智左馬の介の琵琶湖湖水渡りの鞍が展示してありましたが 白木のとても小さい鞍なので驚きました