宇治;宇治縣(あがた)神社20150620
この神社の創建年代等については不詳であるが、古くは大和政権下における県(あがた)に関係する神社と見られている。1052年(永承7年)藤原道長が別業(別荘)を寺院である平等院とする際にその鎮守としたとされる。江戸時代末までは神仏混交により三井寺(園城寺)の支配を受けた。


あたりを県の森と呼ばれていた神社の境内には、その名の通り巨木がうっそうと繁っていました。いまでも樹齢500年以上といわれる「椋(むく)」の大木が元気に注連縄しめなわをまとって聳えています。高さ26m、幹周4.4mあり、宇治市名木百選に選ばれたその姿は往時を偲ばせます。


大幣殿(たいへいでん)
6月8日に行われる「大幣神事」は伝承九百年の古代日本の貴族的、民族的色の濃い神事です。宇治の街の静謐を願って行われるこの神事の中で「疫病」を祓い宇治川に流す「大幣」を収める神聖な場所です。

*あがた祭は、毎年6月5日から6日未明にかけて行われる県神社の祭で、深夜に沿道の灯火を全て消して暗闇の中を梵天渡御が行われることから、別名「暗夜の奇祭」などと呼ばれており、宇治を代表するお祭のひとつです。
現在は500軒を超える露店が連なり12万人を超える人たちが訪れる近隣を含め最大規模の祭となっています。
この項 <完>
by mo-taku3 | 2015-06-20 13:39 | (寺社)京都の神社仏閣 | Comments(2)

帰りにあがた通りを北に戻りましたが この道が昔は主要街道だった面影が有りました
ここは何んとか保っている方のようです。
結構社務所の方の利用者は多いみたです。
会社もそうですが経営の仕方によって随分違ってきます。