日吉社・山王社の総本宮『日吉大社』の東本宮20151003
比叡山の麓に鎮座する日吉大社は、全国3800余の日吉・日枝・山王神社の総本宮である。
崇神天皇の御代7年に創祀されたと伝わっている。
平安京遷都の際に、この地が都の表鬼門(北東)にあたることから、都の魔除・災難除を祈る社として、また伝教大師(最澄)が比叡山に延暦寺を開かれてよりは天台宗の護法神として今日に至っている。東本宮は、境内の東端、八王子山の麓に位置している。神社が織田信長の焼き討ちにあったが、文禄4年(1595)に秘かに信長によって再建されたことが、記録から明らかになっている。
本殿は、織田信長に焼かれたが、平安時代以来の様式を伝えている特殊な日吉造で建てられており、国宝の西本宮本殿と同じ形式で建てられている。平面は、正面三間、側面二間の内陣の正・両側面に外陣を配置し、更にその外側の四周に高欄付きの縁を廻し、正面に木階を設け向拝としている。この身舎の正・両側面の三方に庇を設けた平面構成が、日吉造(ひえづくり)の特徴的な外観にもよく現れている。
正面は、入母屋造のようで、背面は庇がないために、左右の庇の部分を縋破風でおさめているので、屋根を垂直に切り落としたような独特な姿となっている。
また、建物の床が地面より高いため、床下に下殿(げでん)と呼ばれる、仏式で、神を拝んでいた特殊な部屋が設けられている。
日吉大社は場所が不便なこともあり、比較的訪れる人も少ないせいか、静粛の中の神秘的な重みのある神社である。
是非一度参拝していただけたらと、私からも推薦したいところである。









この項 <完>
by mo-taku3 | 2019-10-14 16:20 | (寺社)関西の神社仏閣 | Comments(2)
更には 東本宮と西本宮の祭神も入れ替えられています
この辺の事情を詳しく調べてみたいものです
本来の祭神は 大山咋の神であり 大津京遷都の折に大己貴神が 西本宮に遷座されたとあります 何時の時代に東西の祭神が入れ替わったのかは判りません
何れにせよ 此処にも出雲族と大和族の抗争の跡があるように思われ興味がそそられます
どちらにしろ面白そうですね。分かったら教えてください。
ここは、総本宮だけあって、立派な、いかにも歴史がある感じがする重みのある神社です。

