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京都島原揚屋「角屋」特別公開20170226

京都島原揚屋「角屋」特別公開20170226


長い伝統を持つ京都島原の花街は、江戸の吉原とは仕組みが少し違うようである。

島原では、花街(歌舞音曲を伴う遊宴の町)として、宴席の揚屋や茶屋と、太夫や芸妓を抱える置屋とに分かれる営業形態をとり、これを「送り込み制」と称します。
一方、江戸の吉原などのいわゆる「遊廓」は自ら娼妓を抱えて営業を行います。こちらを「居稼ぎ制」と称します。
京都には現在「五花街(上七軒、先斗町、祇園甲部、祇園東、宮川町)」があるが、形態は島原と同じである。
こうみると歴史的に遊郭とは異なり、京都では「芸者」という言葉は使われない。
「芸舞妓」という。

前置きが長くなったが、島原の揚屋である「角屋」では、“京の冬の旅”と称して特別公開をやっていた。
この角屋は新鮮組は勿論、勤皇の久坂 玄瑞なども頻繁に出入りしていた。
しかし、刃傷沙汰が起こらない仕組みが導入されていたため全く刃傷沙汰はなかったという。
一つの逸話として、芹沢鴨の暗殺もここで飲ませたうえで、新撰組の屯所で実行したという。

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この項 <完>





by mo-taku3 | 2017-02-26 13:13 | 歴史散歩 | Comments(0)