桜がなくても味のある「南禅寺」20170419
南禅寺である。
この「大寂門」はこのお寺の総門ではなく、哲学の道からつづく北の門である。
(ちなみに禅寺というのは総門から伽藍が一直線に並ぶのが通常である。)
さてこの門をくぐり、しばらく行くと左手に三門が見える。
三門の横には八重桜が咲いており、少し上ると右手に水路閣が見えてくる。
これは琵琶湖疏水の分線(蹴上以北)にある水路橋で1888年完成したが、南禅寺境内を通過するため、周辺の景観に配慮して田辺朔郎氏が特別に設計、デザインして造られたものである。
シャクナゲもきれいに咲いていた。
この項 <完>
by mo-taku3 | 2017-04-19 16:19 | (仏閣)京都のお寺 | Comments(2)
水路閣は どう撮っても絵になります 良い風合いが出たものです 田辺さんは どの位まで想像して設計したのでしょうか
この水路閣上の疎水の流れる速度が 想定より遥かに早く 水量の多さに驚いたことがあります 子供が落ちたら確実に溺れます
このお二人は外人の親子です。一所懸命写真を撮られておりました。
ところどころにシャクナゲが精彩を放っていました。
また水路閣は上まで上がりましたが、立入禁止となってました。一時的かどうかわかりませんが、水路沿いには歩けなくなったようです。