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海住山寺(かいじゅうせんじ)の観音像 20180516

海住山寺(かいじゅうせんじ)の観音像 20180516



海住山寺は京都の南、木津川市(加茂町)にある国宝の「五重塔」や重文の「十一面観音菩薩立像」を持つお寺です。(残念ながら観音様は撮影禁止でした)

山寺で急な車道を登った先に急にきれいに整備された伽藍が現れます。

創建は天平7年(735年)聖武天皇が大仏造立平安祈願の為、良弁僧正に命じて建立させ「十一面観音菩薩立像」を安置したのが始まりと言われていますが、この当時の寺(観音寺)は保延三年(1137年)に焼失しました。

その後、承元二年(1208年)笠置寺にいた解脱上人貞慶がこの観音寺の廃址に移り住み、草庵をいとなんで補陀洛山海住山寺と名づけ中興されました。

この後を継いだ慈心上人覚真は先師の遺志をうけていよいよ戒律を厳しくし、寺観の整備にも力をつくしました。

特に国宝の五重塔(鎌倉時代)は、建保2年(1214年)慈心上人によって建てられたもので、初(一)重に裳階を付けるなど平安時代末期の流行を踏襲しつつも、四方を板扉で開くなど当代の舎利信仰を反映した面も持っています。心柱が初層で止められている点は建築史上有名です。

のち、寺門は大いに栄えて塔頭58ヶ坊をかぞえた時期もありましたが、天正年間(安土・桃山の頃)には現本堂を中心に整備統一されました。

また、昭和38(1962) の解体修理にあたり、五重塔初重の軒下に裳階が復元されました。
元々この辺りは南山城といい観音信仰の盛んなところでした。

聖武天皇の頃「恭仁京」が置かれ(建設半ばで終わりました)大いにこの周辺が盛んになり、今でも多くの国宝・重文が存在しています。

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この項 <完>





by mo-taku3 | 2018-05-16 13:29 | (寺社)京都の神社仏閣 | Comments(2)

Commented by toshi-ohyama at 2018-05-21 09:38
此方の十一面観世音は 小柄ながら秀逸な仏様ですが 参拝日が限られているため中々御眼にかかれません レンタカーを借り急峻な道を上ったことを覚えています 未だ観光地ずれしていないので大好きなお寺の一つです
Commented by mo-taku3 at 2018-05-21 18:30
私は多分ここは初めてと思います。行かれたことがあるとが素晴らしいですね。
凄い道をのぼりあれだけ整備された伽藍は驚きでした。
この前日、中村芝翫さんの番組で南山城の観音信仰の紹介があり行ってきました。
南山城のお寺は3か所紹介がありましたが、もう一か所「壽寶寺」というところにも行ってきました。後で載せます。