矢田寺(京都)の「送り鐘」20180604

矢田寺(京都)の「送り鐘」20180604



中京区寺町三条を北に少し上がったところに、「金剛山矢田寺」と号す西山浄土宗の小さなお寺がある。通称、矢田寺の名で知られている。

寺伝によると、平安時代の初め、大和国(奈良県)の矢田寺(現在は関西一の紫陽花寺といわれる)の別院として五条坊門(下京区)に創建されたが、以後転々とし、天正七年(1579)に秀吉により現在の地(寺町)に移されたといわれている。

本堂に安置する本尊の地蔵菩薩(矢田地蔵)は高さ約2メートルの立像で、開山の満慶(まんけい)上人が冥土へ行き、そこで出会った生身の地蔵尊の姿を彫らせたものといわれ、俗に代受苦地蔵と呼ばれ、地獄で亡者を救う地蔵として人々の信仰を集めている。

また、当寺の梵鐘は、六道珍皇寺の「迎え鐘」に対し、「送り鐘」と呼ばれ、死者の霊を迷わず冥土へ送るために撞く鐘として人々から信仰され、一年を通じて精霊送りには、多くの参拝者で賑わう。

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この項 <完>





by mo-taku3 | 2018-06-04 16:04 | (寺社)京都の神社仏閣 | Comments(2)

Commented by toshi-ohyama at 2018-06-06 15:24
このお寺は 商店街のアーケードの中に埋もれたようなこじんまりとした面白いお寺ですね 飾り物がはではでしく 如何にも地元の民間信仰に根差したお寺という印象です
寺町通りを下っていくと 何故かこの寺の少し南で 西にズレているのがいつも不思議に感じる場所です 
Commented by mo-taku3 at 2018-06-06 21:06
戦後もいつ頃までかこの寺町通りが御池からの山鉾の巡行路だったそうです。先祭りだったと思いますが。
何時頃アーケードができてルートが変わったのか調べてみたいですね。