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宇奈多理高御魂神社(平城京横)20180808

宇奈多理高御魂神社(平城京横)20180808


平城京の東院庭園に隣接して「宇奈多理高御魂神社」というのがありました。
神社略記が乗っていましたのでそのまま掲載します。

「宇奈太理坐高御魂神社略記」

鎮座地 奈良市法華寺町六百番地
御祭神 三座
高御魂尊(中座)
 高天原にましました神で天御中主尊と神産日尊と共に造化の三神として御徳極めて高く鎮
 魂の神であらせ給う。高天原に大事ある毎に主長として諸神を率いて事に当たり、常に天照
 大神を助け、八百万の神を指揮し給うた神
天太玉命(東座)
 高御魂尊の御子、神事を掌給う神で天岩戸の祈祷のとき、その御前で太玉串を捧持され祭
 祀を以て天照大神にお仕え遊ばされた神
思兼命(西座)
 高御魂尊の御子。数多くの思慮を一身に兼ね持ち給うたと言う意で高天原に大事あった時
 必ず画策して事ならなかったことは無いと言う。
由緒
 延喜式内の大社で月次・相嘗・新嘗の幣に預かっていた。古文書では宇奈足とも菟足とも書いている。武内宿禰の勧請と伝えられ「日本書紀」によると持統天皇六年(692)二月には新羅の調を伊勢住吉紀伊大倭菟名足の五社に奉るとある。その一社でこの神社の神戸は正倉院文書の天平2年(730)大振る税帳新抄格勅符抄に載っているが、何れも神名は菟名足となっている江戸時代には楊梅神社と呼ばれたこともあり、いま「うなたり社」とか「西の宮さん」とか言っているのは近郷だけでの通称の略称である。本殿は室町時代初期の建築遺構を残し、三間社流造檜皮葺で国指定の重要文化財である。境内一帯は平城天皇の楊梅宮址とか春日斎宮の斎院址とかの学説もある。
境内社
 みな天孫降臨に随従された神々を祀る
天鈿女命社
 天岩戸の前で神楽を舞い天孫降臨に随従された女神、芸能の祖神
猿田彦命社
 天孫降臨の時先頭に立って八街の邪神を祓い交通安全に導かれた神
手力男命社
 天岩戸の変の時岩戸を開いて天照大神を助け申し上げた力の強い神で天孫降臨に随従さ
 れた神
大宮媛命社
 太玉命の御子、天照大神に仕え世を平和に導かれた神
豊岩窓命社
 御門の神、天孫降臨のとき天照大神の勅を承り、思兼命、天力男命と共に豊葦原に降り給
 うた神

(以上、社頭の説明文)


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この項 <完>





by mo-taku3 | 2018-08-08 18:20 | (寺社)関西の神社仏閣 | Comments(2)

Commented by toshi-ohyama at 2018-08-12 08:26
由緒正しき神社のようですね 寺歴を調べると明治の神仏分離までは法華寺の中に置かれていたようです 有名な光明皇后を模したと云われる十一面観音はこの神社に祀られていたとありました
佐保路を歩いたことは何度かありましたが このお宮は全く知りませんでした 
由緒の中にある 新羅からの調を祀った五社の一つというほど隆盛を誇ったという一説が眼に留まりました
新羅が持統時代に日本に朝貢していた(勿論 唐との二重朝貢でしょうが)ことの証でしょうか 中々興味深いことです
Commented by mo-taku3 at 2018-08-13 09:07
平城京の伽藍配置図に載っていましたので行って見ました。
しかしなかなか見つけられずにいましたが、東院庭園を一回りすると最後の位小道の傍に鎮座していました。
由緒ある神社なので載せてみました。