京都五山第2番「相国寺」20190824
相国寺(しょうこくじ)は、臨済宗相国寺派大本山の寺院。山号は萬年山(まんねんざん)。
足利将軍家や伏見宮家および桂宮家ゆかりの禅寺であり、京都五山の第二位に列せられている。相国寺は五山文学の中心地であり、画僧の周文や雪舟は相国寺の出身である。また、京都の観光名所として著名な鹿苑寺(金閣寺)、慈照寺(銀閣寺)は、相国寺の山外塔頭(さんがいたっちゅう)である。
足利義満が開基で無窓疎石が開山とされている。
ここで有名なのは、高さ109.1mの「七重大塔」である。史上最も高かった「仏塔」であったが4年後に落雷によって焼失した。その後、北山山荘(現鹿苑寺)・相国寺の元跡地にそれぞれ再建されたが、やはり全て落雷により焼失してしまった。
また、応仁の乱では東軍「細川氏」の陣地となりまたも廃塵に帰している。
もう一つ歴史的価値があるのは、相国寺の発掘捜査から出雲族の遺跡が見つかったことである。相国寺から下鴨神社・上御霊神社辺りまで一帯は「出雲族」の居留地で、そこには『上出雲寺』があったことがわかっている。この項 <完>
by mo-taku3 | 2019-08-24 09:00 | (仏閣)京都のお寺 | Comments(2)
京都は 何層にも地層が重なっているので 発掘も難しいことと思います 出雲族の研究が進むと 古代史の真相が少しずつ明らかになって行きそうでとても楽しみです
下鴨社は一時秦氏の影響を受けており、益々複雑な状況を呈しています。
楽しみになっています。