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檀王法林寺(だん王さん)20190530

檀王法林寺(だん王さん)20190530



檀王法林寺は三条大橋東詰にある浄土宗のお寺です。その歴史は望西楼了恵(ぼうせいろうりょうえ)上人(1243-1322)の悟真寺(ごしんじ)創建にはじまります。了恵上人は浄土宗三条派の派祖となり、文永9年(1272)に悟真寺をここ三条の地に建立しました。しかし、その後、悟真寺は応仁の乱をはじめ、度重なる天災人災の被害を受け、永禄年間(155869)に焼失したと伝えられています。

この悟真寺の縁地に新しく檀王法林寺を築いたのが袋中(たいちゅう)上人です。慶長16年(1611)了恵上人が開いた念仏道場の縁地(悟真寺)に草庵を建立し、「朝陽山 栴檀王院 無上法林寺」と名づけました。

そのあとを継いだ團王(だんおう)上人は寺院興隆に尽力され、恵心僧都作と伝えられる阿弥陀如来立像を本尊(現在の御本尊)として阿弥陀堂(本堂)を建立し、寺域も現在の広さにまで拡大させていきました。また、土地の人たちとの交流から親しみを持って「だん王さん」と今も呼ばれています。

十二世住職に就いた良妙上人の代に、霊元帝の養母であった東福門院の御位牌がまつられるようになり菩提所となりました。この東福門院は徳川二代将軍秀忠の娘(五女和子)であったので、この頃より当山と皇室・徳川家との関係が一層深まり、寺内に皇室の菊御紋、徳川家の三葉葵紋の調度が許されるようになったと伝えられています。

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この項 <完>





by mo-taku3 | 2019-06-03 13:22 | (寺社)京都の神社仏閣 | Comments(2)

Commented by toshi-ohyama at 2019-06-17 08:06
神仏を 「だん王さん」のように 呼ぶのは 関西独特のものでしょうね 天皇さん とか 儒教で固まった江戸では 神仏や殿様を さん付けでは 恐れ多いことで とても許されません 町民文化のパワーを感じます
Commented by mo-taku3 at 2019-06-18 09:41
そういえばそうですね。京都では一般的に古いものにさんづけすることが多いように思います。八坂さんなど…。