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京都散策「六道珍皇寺と小野篁」20191209

京都散策「六道珍皇寺と小野篁(たかむら)20191209



京都松原通にある「六道珍皇寺」は、冥界とのつなぎを「小野篁(たかむら)」を通して行うことができるお寺として有名である。
この辺りは六道の辻といい、平安時代の京都では亡くなった方は洛外へ運び、野ざらしにして風葬(遺体を風にさらし風化を待つ)を行っていた。仏教の影響で身分の高い人物は火葬を行っていたが火葬には木材が必要であり庶民は最も経済的で楽な風葬が一般的であった。その風葬の地として有名だったのが東山の鳥部野、嵐山の北にある化野(あだしの)、船岡山の北西一帯の蓮台野(紫野)という地区である。

五条通の西の突き当りに大谷本廟など大きな墓地があるが、その墓地一体は平安時代は鳥辺野(とりべの)と呼ばれる、風葬地であった。「鳥」という字がついているのは鳥葬の地、「野」というの野原、場所を意味していた。
“六道の辻”は、西福寺の門前から六道珍皇寺の門前迄とされていたようで、昔、お棺が、鳥辺野へ向かって、松原通から清水道へと運ばれていったその途中の辻である。野辺の送りの行列がここで解散したようだ。

さて、六道珍皇寺であるが、ここに祀られている小野篁は大和朝廷の役人でもある、冥界の役人でもあったと言われている。そのため現世と冥界を行き来したという井戸がこのお寺の庭園の一隅に存在している。
このお寺は「迎え鐘」がありお盆の初めにお参りする人が多い。


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この項 <完>





by mo-taku3 | 2019-12-09 10:40 | (紹介記事)京都 | Comments(2)

Commented by toshi-ohyama at 2019-12-15 09:43
神道は火葬を禁じていますし 火葬の燃料にも事欠いたという往時の貧しさは胸を打つものあります
小野篁伝説と 東大寺お水取りには 何か関連性があるのだろうかとの疑問も沸いてきました
Commented by mo-taku3 at 2019-12-17 22:50
小野篁とお水取りとの関係は未確認です。というよりわかりませんでした。
奈良にアジサイで有名な矢田寺(金剛山寺)というのがあり、小野篁との関係が詳しく載っていました。
実は京都の寺町通に同じ矢田寺があります。ここの絵馬がびっくりする画になっています。地獄絵です。
六道珍皇寺は迎え鐘、そして京都の矢田寺には送り鐘があり、どこかで京都で終息した感じです。
ただ矢田寺(奈良)は是非調べて見たいですね。