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黄檗禅宗「閑臥庵」(京懐石普茶料理)20191214

黄檗禅宗「閑臥庵」(京懐石普茶料理)20191214



「閑臥庵(かんがあん)」は山号を瑞芝山(ずいしざん)という黄檗宗(臨済宗の一つ)の禅寺です。

江戸時代前期には後水尾法皇の実弟である梶井常修院の宮の院邸でしたが、王城鎮護の為に貴船の奥の院から鎮宅霊符神(ちんたくれいふじん)をこの地に歓請し、初代隠元禅師から六代目の黄檗山萬福寺管長千呆(せんがい)禅師を招いて、1671年に開山したのが当寺の起こりです。

御所の祈願所として後水尾法皇自ら「閑臥庵」と命名し、御宸筆の額を寄せて勅号としたほか、法皇は、和歌を詠んで庭を愛でたといわれています。

閑臥庵に祀られている「北辰鎮宅霊符神」は、十千十二支九星を司る総守護神であり、陰陽道最高の神とされています。
その鎮宅霊符神は、平安時代の中ごろ円融天皇が方除・厄除の霊神とし京都の丑寅(東北)にあたる貴船に祀ったもので、天皇が陰陽師の安倍晴明に付託開眼させたと伝わる金剛像で、高さ四尺五寸の神像です。

閑臥庵の「京懐石普茶料理」は精進料理を営業しています。

その精進料理は、油を巧みに使うのが特徴で、薬膳料理と相通じるものがあり、材料からしても非常に健康的でこれを食し続けていた黄檗の高僧は、おしなべて長生きだったといわれています。

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この項 <完>





by mo-taku3 | 2019-12-14 12:48 | (紹介記事)京都 | Comments(0)