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麩屋町(御池~六角)20210504

麩屋町(御池~六角)20210504



京都町家街の麩屋町(ふやちょう)通を御池から南に下がってみる。

「柊屋旅館」(ひいらぎや)。1864年創業、人気の老舗高級和風旅館。純和風、檜造りの木造二階家、閑静なたたずまいは古都の情緒を満喫。四季の京懐石が自慢。和風旅館で京都のランクは最高位。

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「俵屋旅館」(たわらや)。創業300余年、人気の老舗高級和風旅館で、訪れた人がまた泊まりたいと思う宿。スティーブジョブズのお気に入りの定宿、トムクルーズも利用。旬の食材を使った会席料理。公式サイトのない、奥ゆかしさもある。


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「平野とうふ」。明治39年の創業。「俵屋旅館」「炭屋旅館」「柊家」など品格ある京都の老舗三大旅館にお豆腐を卸し続けているお店。初代の豆腐は北大路魯山人が、2代目の豆腐は白洲次郎に好まれた。京都の地下水を使い、防腐剤を一切使わない手作りの製法なので、美味しさと安全性が両立していると評判がいい。


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「晦庵 河道屋」(みそかあん かわみちや)。江戸時代から続き約300年という歴史をほこる、有名店、老舗の「蕎麦 河道屋」。デヴィッド・ボウイ が好んで訪れたお店としても知られている。


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「別館バー K家」。格子戸を抜けると長い石畳のアプローチの典型的な京町家。網代戸を抜けると土間から中庭へ続くカウンター。京町家リノベーションのバーもいろいろあるが、ここまで色濃くその風情が残っているのは少ない。昔の京都にタイムスリップしたかのような錯覚の中、傾ける洋酒の味が上等となる。



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「点邑(てんゆう)」。天ぷら専門店。新鮮な近海の魚介と旬の京野菜による天ぷら、割烹・小料理の店。京都独特の奥行きのある土地を活かして、路地を設け、カウンターからも個室からもそれぞれの庭の趣を楽しめる。


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「紙司柿本」。享保年間(1716)に「竹屋長兵衛」の屋号で代々竹屋として創業。当時は竹屋が軒を連ねていたが、1845年に紙屋に切り替え創業。「柿本」が積み重ねてきた足跡は和紙から洋紙、紙製品へと紙の可能性を追求する歴史である。和紙をはじめとした様々な紙や紙製品をご用意。


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「さらさ麸屋町」。カフェ・洋食・ケーキの店。幅広い年齢層の方に、色々なシュチュエーションで使ってもらえるような空間の提供。座敷席とテーブル席があり、お子様連れの方も安心して寛げる。


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「炭屋旅館」(すみや)。柊屋・俵屋と並んで京都の老舗人気和風旅館。玄関で、女将さんはじめ、従業員のお出迎え。部屋には高野槙のお風呂。おもてなしは決して華美過剰ではなく普通な感じで、客の緊張を招くことがない心地よさ。人気の茶会席は値段だけのことはある。

食べログ、トリップアドバイザーによる口コミが最低だったが内容を見ると、2014年の情報だった。こんな古い口コミをいつまでも載せるとは、“ばっかじゃないの!”)



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麩屋柳緑」。日本で800年の歴史の南山城村のお茶を扱う。南山城村のアンテナショップとして、道の駅「お茶の京都 みなみやましろ村」の人気商品が揃う村茶の他、村茶風味のスイーツを用意。「村茶は甘みと旨みが強く、やさしい味わい。ぜひいつものお茶と飲み比べてみてください」と同スタッフ。



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「白竹堂」(はくちくどう)。創業約300年の有名な扇子の老舗。伝統的な京扇子をはじめ、和紙、綿、麻、シルクなどさまざまな素材や技を用いた扇子や、京都らしい和雑貨も、多数用意している。



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この道は収穫の多い通でした。
京都は深いですね、そして歴史を感じるところですね。









この項 <完>





by mo-taku3 | 2021-05-04 16:00 | (風景・風俗・散策・見学)ぶらり京都 | Comments(2)

Commented by toshi-ohyama at 2021-05-11 11:49
俵屋 柊屋は 憧れの旅館ですが とても敷居が高そうです
漸く私の訪店したお店が出てきました 晦庵は蕎麦喰いの聖地です 赤坂勤務の頃 坂の下にあった河道屋に良く通いましたが 此方の支店だったのですね
Commented by mo-taku3 at 2021-05-11 21:24
河道屋は蕎麦菓子などを総本家で。河道屋養老というのもあります。面白いのは、修行結果による番付表があり、どんどん暖簾分けしているようです。