花山院は西国霊場番外のお寺です。
花山院(菩提寺)は兵庫県三田市にあり、法道仙人が白雉2年(651年)に創建したと伝えられている名古刹である。
この法道仙人は、念持仏・仏舎利と鉄鉢だけを持ってインドから雲に乗ってこの地にきたと言われている伝説的な僧である。法道仙人は西国霊場25番の清水寺や、西国26番の一乗寺なども創建したといわれている。
西国三十三霊場を開創したのは徳道上人といい、その上人が中山寺に埋めたと云われる宝印を掘り出し、それにしたがって西国霊場を中興した花山法皇が、当山で隠棲生活を14年間送った後、41歳でここで生涯を閉じたとされている。
この寺の正式名称は「菩提寺」であるが、一般には通称名である「花山院」の方がよく知られており、花山院菩提寺の名称で呼ばれることも多い。
山門を通ると石段があり、石段をあがると本堂の傍に着く。花山院には「花山法皇殿」と「薬師堂」の二つの「本堂」がある。











この項 <完>
▲ by mo-taku3 | 2019-10-11 15:35 | (巡礼)西国三十三ヵ所 | Comments(2)