2012祇園祭②宵宮祭
12・13の両日には、全ての山鉾が立ち上がりました。
これが立ち上がった朝の長刀鉾の雄姿である。
12・13日の曳き初めも無地終了し、各山鉾の前後には駒形提灯が飾り付けられます。
これが付くと、いよいよ宵山の準備完了となる。
各山鉾の会所前には、ちまきがならべられるが、このちまきは主に上賀茂の農家で作られいるようだ。
ちまきは、八坂神社の神職によってお祓いを受け、霊験あらたかな厄除けちまきとなっている。
①船鉾の駒形提灯

②放下鉾の雄姿
宵山(14~16日)は山鉾の雄姿を見に、主に浴衣姿の観客が半端なく訪れる。
この状態は、南北1km、東西2kmの範囲を殆ど隙間なくぎっしり埋め尽くされる。
そのため、道は一方通行となり、警察官が厳しく交通整理をしている。
また、ただでさえ細い京都のみちには夜店もぎっしり並びそこに人だかりができ、更に、ここぞとばかり、地元のにわか出店もあちこちに出現する。
これも昔から脈々と続いている光景のように見える。
ここで、少し前後するが、宵山には祇園祭の数々のイベントが八坂神社、四条通や各山鉾で模様される。
特に宵山の最終日の16日には、【宵宮神賑奉納行事】として、舞楽・京舞・祇園太鼓・獅子舞 等々が特設ステージで披露される。
また八坂神社では、石見神楽などイベント盛り沢山であり、何処に何時に行けばいいか記憶できないほどである。
四条花見小路の当たりをうろついていると、丁度「子供たちによる提灯行列」の巡行戻りに出会うことができた。
①鶴の白装束の子供たち

②浴衣姿で綺麗にお化粧をして提灯を持った女の子

どちらも母親らしき方が心配そうに付き添っていた。
舞台では京舞が、

獅子舞が舞われていた。

この舞台を見る客が多いため、さほど狭くないこの舞台前の通りを抜けるのにも一苦労。
一方、八坂神社に目を向けると、

【石見神楽】が行われいた。これも写真を撮るのも一苦労な位、大勢の人たちが集っていた。
八坂神社の山門の前は、東大和大路(通称、東山通)というが、そこから西方面に、鴨川を超え、河原町・烏丸を超えて堀川通りの近くまでこのような状態である。
(この写真は、八坂神社の山門の前から写している。)

夜も8時頃になると、祇園祭の夜空がこのように見える。
京都で結構有名なスウィーツ屋「辻利」も相変わらず行列状態だった。
京都の食べ物屋は不思議なほどイベント時は価格が上がる。嫌われるよねぇー!
これも伝統なのか?

先の祇園際①でも紹介したが、宵山時にはこのような八坂神社のちまき売場になっている。

この時間になると、鴨川の床の風景はなかなか味がある。

数々のイベントを見て、烏丸通に近づいてくると益々人数が増えてくる。
道を歩いている人だけではなく、四条通の両サイドの空きスペースには、出店で買った食べ物を頬張っている人たちでぎっしり。

函谷鉾も渡りの所まで解放しており、本格的に始まった感があり、私もアングルに入れてもらった。
夜店があるところに入ってみると、懐かしいスマートボールが出ていた。子供でも面白いのか子供が盛り上がっていたのはうれしい。

広島焼は大きなスペースを占めて商売繁盛。

この通りは烏丸通だが、高辻通以北は歩行者天国で出店も出て、広い通りがこのような混みようだった。

やはり、長刀鉾の人気は抜群で、交通整理の警察官は、笛を吹いて、観客が停まらないように、流れを作っていた。
ちまき売場も用意され売り子も忙しそうだが、最後は暑さでバテ気味のようだ。
会所飾りも楽しみの一つで、なんといっても【鯉山】が抜群に人気がある。
他も含めて幾つか見ていただきたい。
①白楽天

②山伏山

③ここからが鯉山。この鯉山は昼ごろからは30~80人位が常時並んでいる。

鯉山の鯉は、左甚五郎作とのこと。貴重な作品である。

鯉山を見た後、よく見ると山伏山会所の2階も飾りがきれいだった

このほか京町家の商家が屏風を展示するのが恒例になっており、是非見学をお勧めする。
最後に船鉾をご覧いただこう。
囃子はやっておらず、鉾に載せていたが、凄い人が順番を待っていた。
いよいよ明日は、山鉾巡行だ。多分今頃は、神幸祭がおこなわれており、御旅所に御神輿が鎮座されているのではないかと思いつつ、宵山をしめたい。
この項
<完>