岩間寺(通称)は正しくは「岩間山正法寺」という。
西国三十三所観音霊場第12番真言宗醍醐派のお寺で、他に ぼけ封じ近畿十楽観音霊場第4番札所、びわ湖百八霊場第2番札所(湖西2番札所)、勢多川三山霊場となっている。
京都・滋賀の県境にある標高443mの岩間山頂付近にある。
元正天皇の勅願寺で、加賀白山を開いた泰澄(たいちょう)大師が722年(養老6年)に元正天皇の病を法力により治した褒美として建立したことに始まる。
泰澄は加賀白山を開く途上、霊地を求め岩間山を訪れた折、桂の大樹より千手陀羅尼を感得し、その桂の木で等身の千手観音像を刻み、元正天皇の御念持仏をその胎内に納め祀り本尊とした。本尊の千手観音像は「ぼけ封じ観音」「汗かき観音」「雷除け観音」「厄除け観音」とも呼ばれる。
境内には日本随一の桂の大樹群があり、特に「長寿桂」は日本一といわれている。
また江戸時代の俳聖松尾芭蕉は、岩間寺に参籠して本尊の霊験を得、その俳風を確立したと伝えられ、本堂横の古池は「芭蕉の池」といわれ「古池や蛙飛び込む水の音」という名句を詠んだといわれている。
京都・醍醐寺の末寺の筆頭となる関係性を持ち、現在の本堂も醍醐寺理性院尭助僧正が、正親町天皇の御願を受け、1577年に建立されたものである。











この項 <完>
▲ by mo-taku3 | 2018-06-28 14:43 | (巡礼)西国三十三ヵ所 | Comments(0)




















































































